米ツアー帰りの石川、池田、レジェンド2人らが集結!
2012年8月22日(水)午前9:52
米ツアー5連戦を終えた石川遼が23日開幕の国内男子ツアー、VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント(福岡、芥屋ゴルフ倶楽部)から国内ツアーに専念。米ツアーで磨いた技を披露する。
2010年の三井住友VISA太平洋マスターズ以来、勝利から遠ざかっている石川。来季の米ツアー参戦を見据えて、今年は海外中心にスケジュールを組みそれなりに奮闘したが、メジャーでは4試合中3試合で予選落ちと苦しいシーズンを送っている。それでも、厳しいフィールドで戦ってきた経験は決して無駄ではないはずだ。予選ラウンドでは藤本佳則、李京勲(韓)のルーキー2人と直接対決。藤本は2学年上だが、李は同い年。ツアーの先輩として意地を見せたいところだ。
また、昨年のサン・クロレラ クラシック以来優勝がない池田勇太も、2009年にツアー2勝目を挙げた大会で再び勢いを取り戻そうとしている。先週の関西オープンゴルフ選手権競技3日目に『62』を叩き出し優勝争いに加わったが、最後は失速し単独4位でフィニッシュ。それでも久々にファンを沸かせただけに、今週は期待が持てそうだ。こちらは最年少の永久シード選手である片山晋呉と、43歳になっても元気いっぱいの藤田寛之のベテラン2人とプレー。技を競い合う。
その関西オープンゴルフ選手権競技で今季初優勝を飾った武藤俊憲も参戦。好調さをキープして2週連続優勝を目論んでいる。
また、40回記念大会となる今年は青木功、尾崎将司のレジェンド2人が揃って参戦。息子どころか孫のような世代の若者たち相手に、残暑の芥屋でどのような戦いぶりを見せるのか、こちらにも注目が集まる。