米女子ツアー初優勝を飾った宮里美香が、ロレックスランキング（女子世界ランキング）でトップ10入りを果たした。

　先週行われたセーフウェイ・クラシックで待望の初優勝を果たした美香は、米国時間20日発表の最新ランキングで19位から一気に10位へ躍進。日本勢最上位で、前週までの5位をキープした宮里藍に迫る勢いを見せている。19位タイとまずまずの成績を収めた上田桃子も61位から59位へ浮上した。

　同大会で2位タイに入った2人も、インビー・パーク（韓）が13位から11位に、ブリタニー・リンシコム（米）が18位から12位へ順位を上げた。また、美香と最後まで優勝争いを演じたが、最終ホールをボギーとして4位タイに終わったリュウ・ソヨン（韓）は12位から13位に後退。やはり4位タイで大会を終えたクリスティー・カー（米）は9位から8位へ1つ順位を上げている。

　その他上位陣では1位ヤニ・ツェン（台）、2位ステイシー・ルイス（米）、3位フォン・シャンシャン（中）、4位チェ・ナヨン（韓）らトップ7までに変動はなかった。

　国内女子ツアーのCAT Ladiesを制した全美貞（韓）は25位から23位に浮上。2位タイに入った3人は、服部真夕が43位から40位に、森田理香子が57位から55位にランクアップしたが、イ・ボミ（韓）は46位のままだった。

　その他の主な日本勢は、有村智恵が20位、横峯さくらが32位でいずれも前週までと変わっていない。