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B.ランガー不発で後退… 連覇狙うJ.ヒューストン単独首位浮上!
2012年8月19日(日)午前9:41
初日快調なゴルフでスタートダッシュに成功したベルンハルト・ランガー(独)が2日目に失速。2試合連続優勝に黄信号が灯った。
米チャンピオンズツアーのディックス・スポーティンググッズ・オープン(ニューヨーク州、エンジョイGC)は現地時間18日、雷雨のためサスペンデッドとなった第1ラウンドの続きと第2ラウンドの競技を終了。通算12アンダーまでスコアを伸ばしたディフェンディング・チャンピオンのジョン・ヒューストン(米)が単独トップに躍り出た。
1打差の単独2位にブラッド・ファクソン(米)がつけ、3打差の3位タイに悲願のシニア初Vを狙うピーター・シニア(豪)とウィリー・ウッド(米)。通算8アンダー5位タイにフレッド・ファンク(米)らが続く展開の中、第1ラウンドを終えヒューストンと首位の座を分け合っていたランガーは第2ラウンドでは一転、バーディをわずか1つしか奪えず1オーバー73と失速。通算6アンダーで13位タイに後退した。
スコアを1つ落とした敗因は明らかにパッティング。パーオン率は90パーセント近いにもかかわらず、ほぼ毎ホール2パットペースの『35』パットを要していてはスコアアップは望めない。2週間前の3M選手権でおよそ1年半ぶりに優勝を果たした勢いそのままに、シーズン2勝目を目論むランガーだが、勝つためには最終日、他を圧倒する爆発的スコアが必要になった。