石川、好相性大会で初Vなるか!? 今田も参戦
2014年3月6日(木)午前11:00
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石川遼が、相性の良い大会で米ツアー初優勝を狙う。
米男子ツアーのプエルトリコ・オープンは現地時間6日、プエルトリコのトランプインターナショナルGC-プエルトリコを舞台に開幕。世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズ第2戦、WGC-キャデラック選手権と同週開催ということもあって世界ランキング上位勢は留守にしており、他の選手はそのスキにしっかり稼ごうと意気込んでいる。
そんな一人が石川だ。2012年大会で単独2位に入り、これが効いて翌年から米ツアーにフル参戦した。39位タイだった昨年も、第3ラウンドの8番で米ツアー初のホールインワンを決めるなどしっかり見せ場を作っており、本人の中ではイメージの良いコースだ。それだけに“今年こそ”という思いは強い。ロバート・カールソン(スウェーデン)、ニコラス・コルサーツ(ベルギー)という欧州の実力者たちとの予選ラウンドから全力でプレーするに違いない。
石川以上に意気込んでいるのが今田竜二だ。08年のAT&Tクラシックで日本人3人目の米ツアー優勝を飾った今田だが、昨年は故障の影響もあり8年連続で守り続けてきたフル参戦権を逃した。今季の初戦となったソニー・オープン・イン・ハワイでは20位タイとまずまずの結果を出したが、その後出場出来ないのではやはり苦しい。ミニツアーなどでコツコツとプレーしてきた成果を出したいところ。予選ラウンドでは、キャメロン・ベックマン(米)、ジェームス・ドリスコル(米)と同組となっている。
他に、トレバー・イメルマン(南ア)、ラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)、ジョン・デイリー(米)、フレッド・ファンク(米)、アレックス・チェイカ(独)らも参戦。“裏番組”ならではのサバイバルレースを繰り広げる。