セルヒオ・ガルシア（スペイン）の失言が元で、関係悪化が懸念されていたタイガー・ウッズ（米）との関係だが、全米オープン（現地時間13?16日、ペンシルベニア州メリオンGC）の練習日に劇的和解が行われた。

　事件の発端は先月行われた欧州ツアーの祝賀会で、ガルシアがタイガーへの人種差別的なジョークを口にしたことだった。その後、ガルシアは謝罪コメントを発表し、タイガーは大人の対応を見せていたものの、本人同士が直接会ったのは今週月曜日（10日）の練習場だった。

　ガルシアがタイガーのもとへ歩み寄って謝罪して握手を求め、タイガーも「ノープロブレム」と対応。お互いすっきりして臨む大一番でメジャー通算15勝目を狙うタイガーと、初優勝を狙うガルシア、それぞれの活躍が期待される。