米チャンピオンズツアーで活躍中のベルンハルト・ランガー（独）が、母国優勝を狙っている。

　現地時間21日に開幕する欧州ツアー、BMWインターナショナル・オープン（ドイツ、ガットラーケンホフGC）に出場するランガーは現在54歳。米国に住み、主戦場とする米チャンピオンズツアーで毎試合のように優勝争いを展開し、圧倒的な存在感を見せている。

　欧州ツアー42勝を誇るランガーだが、意外にも同ツアーで最後に勝ったのは2002年。「フロントランナーとしてベストを尽くしたい。ここ数か月、アメリカで良いプレーが出来ている。スイングもいいしね。明日からどうなるか見てみよう」と、同ツアー10年ぶりの優勝を母国で決めようとやる気満々だ。

　その他、ディフェンディング・チャンピオンのパブロ・ララサバル（スペイン）を筆頭に、ランガーと同組でラウンドすることが決まっているセルヒオ・ガルシア（スペイン）、ゴンサロ・フェルナンデス-カスタノ（スペイン）らも気合を入れている。また、マーティン・カイマー（独）、レティーフ・グーセン（南ア）、アルバロ・キロス（スペイン）、ジーブ・ミルカ・シン（インド）らも出場して激戦を繰り広げる。