宮里美香が、米国時間11日発表の最新ロレックスランキング（女子世界ランキング）で7人をゴボウ抜きにした。

　先週の米女子ツアー今季メジャー第2戦、ウェグマンズLPGA選手権で初日から好調をキープした宮里（美香）は、シャンシャン・フェン（中）に2打及ばず2位タイに終わったものの、最新世界ランキングで29位から22位にジャンプアップした。

　1位のヤニ・ツェン（台）の座は揺るぎないが、同大会で宮里（美香）と同じ2位タイに入ったステイシー・ルイス（米）が3位から2位に浮上。ナ・エン・チョイ（韓）が2位から3位に後退した。

　また、同じく2位タイフィニッシュのスーザン・ピーターセン（ノルウェー）が、5位から4位に順位を上げ、中国勢としてメジャー初優勝を飾ったフェンが10位から5位に躍進。そのため宮里藍は、同大会6位タイと好成績を残したにもかかわらず、4位から6位に後退している。

　他の主な日本勢は、有村智恵が1ランクダウンして18位、横峯さくらが3つ順位を落として27位となっている。

　また、国内女子ツアーのサントリーレディスオープンゴルフトーナメントで最終日にツアー最少スコアの『61』を叩き出し、史上最年少優勝を飾ったアマチュアのキム・ヒョージュ（韓）が、141位から83位へと大きくジャンプアップした。