メジャー今季第3戦の全米女子オープンで大金星を挙げた池恩熹（韓）が、大会後のロレックスランキング（女子世界ランキング）で、前週の20位から11位へジャンプアップした。

　07年の大会覇者であるクリスティー・カー（米）、メジャー初制覇を目指したキャンディ・クン（台）らとの激戦を、最終ホールのバーディで制した池。ビッグタイトル奪取で一気に同ランクトップ10入りも見えおり、2週後の全英リコー女子オープンも含め、今後が楽しみな存在となっている。

　なお、1位ロレーナ・オチョア（メキシコ）、2位ヤニ・ツェン（台）、3位申智愛（韓）の上位陣に変動はない。日本勢は、全米女子オープンで自己最高の6位タイに食い込んだ宮里藍が29位から2ランクアップしたが、国内ツアーに専念していた横峯さくらは4ランクダウンの21位。57位タイで大会を終えた不動裕理が2ランクダウンして23位、上田桃子は36位となっている。