前週のサイベース・マッチプレー選手権で米女子ツアー初優勝を飾ったアザハラ・ムニョス（スペイン）が賞金女王争いに名乗りをあげた。

　ムニョスが勝ったサイベース・マッチプレー選手権の優勝賞金は37万5,000ドル（約3,000万円）とツアーでも高額。今季ムニョスがトップ10に入ったのは3回目だが賞金ランクはトップ10入り5回の宮里藍を抜いて2位に浮上した。

　現在不動の1位をキープしているのはロレックスランキング（女子世界ランキング）No.1のヤニ・ツェン（台）。サイベース・マッチプレー選手権では3回戦で同郷のキャンディ・クン（台）に敗れたが、出場8試合すべてでトップ10入りし獲得賞金は早くも100万ドル目前の97万6,876ドル（約7,800万円）まで伸ばしている。

　今回2位に浮上したムニョスの獲得賞金は65万2,835ドル（約5,200万円）で同3位の宮里（63万3,648ドル）との差はおよそ2万ドル（約150万円）。夏場のメジャーシーズンは高額トーナメントが続くだけに、今後さらに賞金女王レースが白熱することになるはず。果たして不動のNo.1ツェンを脅かす選手は現れるのだろうか？