ロレックスランキング（女子世界ランキング）No.1のヤニ・ツェン（台）に新たな称号が加わった。

　スポーツプロメディアが行った最新のモースト・マーケッタブル（もっとも市場価値の高い）アスリートトップ50という調査で10位になったのだ。トップ10の他の9人は男性アスリートで、ツェンはもっとも市場価値の高い女性アスリートに選ばれたことになる。

　ゴルフ界からは、世界ランクNo.1のローリー・マキロイ（北アイルランド）が2位に入っており、マスターズ王者ブッバ・ワトソン（米）が20位。2010年に同ランキングで3位に入ったタイガー・ウッズ（米）は47位となっている。

　ちなみに昨年は、マキロイと石川遼の2人だけがゴルファーとしてトップ50入りしている。女子では2010年、現役引退前のロレーナ・オチョア（メキシコ）が12位となっている。

　ツェンは現在、エイサー（Acer）、アダムスゴルフ（Adams Golf）、オークリー（Oakley）、ラコステ（Lacoste）、タイトリスト（Titleist）、台湾モービル（Taiwan Mobile）の各社とスポンサー契約を結んでいるが、すでにタイム誌の“世界の最も影響力のある100人”にも選ばれており、飛ぶ鳥を落とす勢いは当分の間衰えそうもない。