米女子ツアー初優勝を飾ったばかりのアザハラ・ムニョス（スペイン）が、米国時間21日発表の最新ロレックスランキング（女子世界ランキング）で8ランクアップし19位に躍進した。

　2010年に新人賞を獲得し、すぐにでも優勝しそうな勢いだったムニョスだが、昨季と今季のこれまでは2位が最高位。思わぬ時間がかかったものの、先週のサイベース・マッチプレー選手権でようやく笑顔が弾けた。これをきっかけに、さらに活躍してもっと上位を目指したいところだ。

　同大会決勝でムニョスに敗れて2位となったキャンディ・クン（台）も102位から63位へとジャンプアップしている。

　上位陣は、1位ヤニ・ツェン（台）、2位ナ・エン・チョイ（韓）、3位スーザン・ピーターセン（ノルウェー）、4位宮里藍、5位クリスティー・カー（米）まで動きはないが、ステイシー・ルイス（米）が7位から6位に浮上し、アン・ソンジュ（韓）が6位から7位に後退している。

　また、国内女子ツアーの中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンで今季2勝目を飾った李知姫（韓）は16位のまま。同大会単独2位の森田理香子は、1つ順位を上げて67位となった。

　その他の主な日本勢は、有村智恵が17位、横峯さくらが23位で前週と変わっていない。