欧州、アジア両ツアー共催のバランタインズ選手権第1ラウンド（現地時間26日／韓国、ブラックストーンGC）は、午後から強い風が吹く難しいコンディションとなった。そんな中、午後スタートのビクトル・ドゥブイソン（仏）は風をものともせず8バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの4アンダー68をマークし、2位グループ5人に2打差をつけ単独首位に立った。

「今日の4アンダーはうれしい。パッティングがもの凄く良かった。このコンディションでは、それ以外に良いスコアを出す方法はないからね」と笑顔を見せたドゥブイソン。22日に誕生日を迎えたばかりの若いエネルギーで、欧州ツアー初優勝を狙う。

　2位グループには、ポール・ケイシー（英）、ジェイミー・ドナルドソン（ウェールズ）ら5人がつけており、1アンダー71の7位タイにはアダム・スコット（豪）ら11人が続いている。

　その他、ジーブ・ミルカ・シン（インド）、ミゲール・A・ヒメネス（スペイン）の実力者2人はイーブンパー70で18位タイ。地元韓国勢の代表格は、金庚泰が1オーバー73で29位タイ、Y・E・ヤンが2オーバー74で41位タイ、ベ・サンムンが3オーバー75で58位タイにつけている。

　日本勢は、片岡大育が2オーバー74で41位タイにいるが、平塚哲二は7オーバー79を叩き122位タイと大きく出遅れた。