米女子ツアーがファンを増やすために、ツイッターへのアクセスを容易にする秘策を考え出した。

　同ツアーの今季メジャー第2戦、ウェグマンズLPGA選手権（現地時間6月7?10日）を前にした現地時間14日、ディフェンディング・チャンピオンのヤニ・ツェン（台）を中心とした記者会見が開催地であるニューヨーク州、ローカスト・ヒルCCで行われたが、そこで発表されたアイデアはキャディを動く広告塔にしようというものだった。

　この日の午前中、若い選手たちが参加したクリニックでも実験的に行われていたが、同大会以降はキャディ着用のビブス（大会名やスポンサー名、選手の名前が書かれたもの）の背中側に、選手のツイッターアカウントが大きくプリントされることになる。

　米女子ツアーでツイッターのアカウントを持っている選手は、現在113人。これを機会に選手とファンとの距離がより近くなることから、さらにアカウントを取得する選手は増えるに違いない。米国選手以外の活躍が続き、ファン離れが深刻な問題となっている同ツアーの起死回生策の今後が注目される。