抜群の安定感で45歳の今もトップで活躍を続けるスティーブ・ストリッカー（米）だが、およそ3年間続いていた連続予選通過記録に終焉が訪れた。

　現地時間11日に行われた米男子ツアーの準メジャー、ザ・プレーヤーズ選手権第2ラウンド（フロリダ州、TPCソーグラス）。初日122位タイと大きく出遅れ巻き返しをはかったストリッカーだったが、2バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの2オーバー74とスコアを落とし通算6オーバー115位タイで決勝ラウンド進出を逃した。

　ここ49試合連続で予選通過を果たしているストリッカーが、前回最後に予選落ちを喫したのは2009年の全米プロゴルフ選手権のこと。49試合連続予選通過は現在ツアーでの最長記録だったが、それが今回途切れることになった。また、同記録2位はゲーリー・ウッドランド（米）で22試合連続予選通過中だったが、こちらも通算6オーバーと振るわずストリッカーと同じ115位タイで予選落ち。続く18試合連続予選突破中のウェブ・シンプソン（米）までもが通算2オーバー86位タイで決勝ラウンド進出を逃した。

　これにより、今大会予選ラウンドをトップタイ（通算8アンダー）でクリアしたマット・クーチャー（米）の17試合連続が現時点での最長記録に変わっている。