J.ルーテン2年ぶりV王手! ベテラン勢が追走
2013年6月9日(日)午後0:33
ヨースト・ルーテン(オランダ)が終盤の3連続バーディで2年ぶりのツアー通算2勝目に王手をかけた。
オーストリアを舞台に行われている欧州ツアー、ライオネス・オープン(ダイヤモンドCC)は現地時間8日、第3ラウンドの競技を終了。序盤で2つのボギーを叩いてつまずいたものの中盤以降、3連続を含む7バーディを奪い返して5アンダー67をマークしたルーテンが、通算16アンダーで単独トップの座をキープ。2位に並ぶエドアルド・デ・ラ・リバ&ジョージ・カンピーヨのスペインコンビに3打差をつけトーナメントをリードした。
「5ホール目までは苦しかったけれど、バックナインはゴルフがやさしく感じられた。今日の後半のようなプレーが出来れば理想。優勝争いはリードしているに限る。この位置をキープ出来て良かった」と、逃げ切りVに意欲を見せた。
しかし後続には経験豊かなベテランが迫っている。中でもこの日8アンダー64と爆発したトーマス・ビヨーン(デンマーク)が通算11アンダーで前日の36位タイから4位タイに浮上。逆転を狙えるポジションを確保した。また49歳のミゲール・A・ヒメネス(スペイン)も通算10アンダーまでスコアを伸ばし6位タイからさらなる上位を狙っている。27歳のルーテンにとっては、3打のリードがあっても気の抜けない展開が続きそうだ。
尚、初日のトーナメントリーダー、トム・ルイス(英)は1アンダー71の平凡なスコアで通算8アンダー10位タイに後退している。