米女子ツアーの最盛期を支えた一人、ホリス・ステイシー（米）が世界ゴルフ殿堂（ワールド・ゴルフ・ホール・オブ・フェイム）入りを果たした。

　現地時間7日、フロリダ州のセントオーガスティンで行われた今年の殿堂入りセレモニーに、フィル・ミケルソン（米）ら他の4人の受賞者とともに参加したステイシーは、全盛期と変わらぬ笑顔を見せた。

　アマチュア時代の1969?71年に全米ガールズジュニア選手権で3連覇を達成し、センセーショナルにゴルフ界にその名を広めたステイシー。プロ転向後も1977年、1978年、1984年に全米女子オープンを制覇し、1983年には当時のメジャー大会でのちにデュモーリエ・クラシックとなるピーター・ジャクソン・クラシック（現在のCNカナディアン女子オープン）で勝利を飾った。

　ツアー26年のキャリアの中で通算18勝を挙げたステイシーは、岡本綾子やナンシー・ロペス（米）らレジェンドたちがズラリと並ぶ時代にツアーを引っ張る“顔”の一人だった。これまでに殿堂入りしているプレーヤーたちに加え、“顔”の一人であるステイシーが殿堂入りしたことで、現役選手たちの励みになるに違いない。