待望の米男子ツアー初優勝を飾ったリッキー・ファウラー（米）が、米国時間7日発表の最新世界ランキングで39位から24位に躍進した。

　ウェルズファーゴ選手権で、ローリー・マキロイ（北アイルランド）、D.A.ポインツ（米）とのプレーオフを制しツアー初勝利を手にしたファウラー。この勢いに乗ってさらに上位を狙っている。

　そのファウラーにプレーオフで敗れたものの、2位タイに入ったマキロイが1週間でNo.1の座を奪還。同じく2位タイのポインツも、107位から73位へとジャンプアップした。また、プレーオフに1打及ばず4位となったウェブ・シンプソン（米）も、14位から9位へと順位を上げている。

　マキロイがNo.1に返り咲いたことで、ルーク・ドナルド（英）が再び2位に後退。3位リー・ウェストウッド（英）、4位ブッバ・ワトソン（米）以下の上位陣に変動はない。

　また、欧州ツアーのレアル・セグロス・オープン・デ・エスパーニャで、逆転でのツアー3勝目を挙げたフランセスコ・モリナリ（伊）が46位から29位に躍進。1年半前のWGC-HSBCチャンピオンズで優勝し、14位まで浮上した実力者に再びエンジンがかかってきた。

　日本勢では石川遼が前週と変わらず57位。藤田寛之が72位から75位へとランクダウンしている。