米女子ツアーの賞金ランク加算外競技であるHSBCブラジルカップ2012が現地時間5日、リオデジャネイロのイタンハンガGC（ブラジル）を舞台に開幕。ゴルフが五輪正式競技として戻ってくる2016年大会の舞台に、女子のトッププレーヤーたちが集結する。

　出場選手は30人。ロレックスランキング（女子世界ランキング）No.3のスーザン・ピーターセン（ノルウェー）を筆頭に、同ランク10位でメジャータイトルを持つポーラ・クリーマー（米）、地元ブラジル出身のアンジェラ・パークらが出場する。また、すでに第一線は退いているものの、“ゴルフ大使”としての役割を果たしているアニカ・ソレンスタム（スウェーデン）も現地入り。「この大会はゴルフ界のショーケース（見本）のようなもの」とコメントし、今後の広がりを示唆している。

　ゴルフが112年ぶりに正式競技となる五輪の開催などでゴルフ人気が加速しているブラジルに、さらなる刺激を与えそうだ。