宮里藍がロレックスランキング（女子世界ランキング）5位に戻ってきた。

　かつて1度はNo.1の座につきながら、ここのところ8位前後が定位置となっていた宮里だが、先日行われた米女子ツアーのLPGAロッテ選手権で待望の今季初優勝。後続に4打差をつけての圧勝でツアー通算8勝目を挙げ、米国時間23日発表の最新ロレックスランキングで3ランクアップしたのだ。

　同ランキング1位はヤニ・ツェン（台）、2位ナ・エン・チョイ（韓）、3位スーザン・ピーターセン（ノルウェー）、4位クリスティー・カー（米）とトップ4に変動はなかったが、申智愛（韓）が7位から6位に1つ順位を上げた。

　宮里、申の2人の影響を受けて、キム・インキョン（韓）が5位から7位に、アン・ソンジュ（韓）が6位から8位にそれぞれ後退している。

　LPGAロッテ選手権4位タイのリュウ・ソヨン（韓）が21位から18位へと浮上した。また、最終日に一時は宮里と首位タイで並び、最後は振り切られて2位タイに終わった2人もランクアップ。アザハラ・ムニョス（スペイン）が40位から31位に、ミーナ・リー（韓）は57位から44位に順位を上げている。

　国内女子ツアーのフジサンケイレディスクラシックでツアー初優勝を飾った大江香織は、35ランクアップして121位に躍進。同大会単独2位の全美貞（韓）も30位から26位に浮上した。

　他の主な日本勢は、有村智恵が17位、横峯さくらが23位といずれも前週までと変わっていない。