藤田が逆転で今季初V! 池田17位タイ、石川は20位タイで終戦
2012年4月22日(日)午後5:41
国内男子ツアー今季第2戦、つるやオープンゴルフトーナメントは22日、兵庫県の山の原ゴルフクラブ 山の原コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。首位に3打差の単独2位からスタートした藤田寛之がノーボギーの4アンダー67で回り、通算15アンダーまでスコアを伸ばして逆転で今季初優勝を飾った。4打差の単独2位には李京勲(韓)、さらに1打差の3位タイには小田龍一、すし石垣、18歳のルーキー川村昌弘が入った。池田勇太は通算6アンダー17位タイ、石川遼は通算5アンダー20位タイで大会を終えている。
2010年大会覇者の藤田が終始安定したプレーで勝利を呼び込んだ。前日単独トップのH・リー(韓)が序盤で4つスコアを落とし後退する一方で、前半を2バーディ、ノーボギーで回り単独首位に浮上。さらに後半出だしの10番でバーディを奪うと、15番でもスコアを伸ばして後続を突き放す。あとはしっかりパーをセーブしてツアー通算12勝目を手にした。
22位タイからの巻き返しを狙った石川はこの日、序盤からスコアカード通りの我慢のゴルフが続く。9番でようやくバーディを奪ったものの、11番でボギー。その後は再びパープレーが続いてイーブンパー71に留まり、通算5アンダー20位タイに終わった。石川と同じ20位タイにはディフェンディング・チャンピオンの近藤共弘、宮里聖志らが入った。
前日11位タイに浮上した池田はイーブンパーで前半を折り返すと、後半は2バーディ、3ボギーと1つスコアを落とし1オーバー72。通算6アンダーで初日のトーナメントリーダー片山晋呉、尾崎直道と共に17位タイで4日間の競技を終えている。
また、この日17位タイからスタートしたルーキーの川村は5バーディ、1ボギーの4アンダー67をマークし、通算10アンダーで3位タイに食い込んだ。
その他上位陣は、通算9アンダー6位タイに諸藤将次、市原弘大、チョ・ミンギュ(韓)の3人、通算8アンダー9位タイに金庚泰(韓)、矢野東らが入っている。