インビー・パーク（韓）が4試合連続優勝に向けて突き進んでいる。

　米女子ツアーのマニュライフ・フィナンシャルLPGAクラシックは現地時間11日、カナダのグレー・サイロGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。カトリオーナ・マシュー（スコットランド）、アンジェラ・スタンフォード（米）の2人が8アンダー63で首位タイを並走しているが、パークは2打差の3位タイでこれを追走、引退したロレーナ・オチョアが2008年に達成した4試合連続優勝の記録に並ぶべく、順調なプレーを続けている。

　相変わらず周囲をうならせるパッティングとショットの正確さで隙のないパーク。「ゴルフは今週予選落ちしても、来週優勝する可能性があるスポーツ。そこで何週間も続けて高いレベルでプレーすることはとてもタフ。精神的にすごく強くならないといけない」と語り、その大変さを口にした。

　同ツアーの連続優勝記録は1978年にナンシー・ロペスが達成した5試合連続で、アニカ・ソレンスタムも2004年から2005年にかけてタイ記録を樹立している。

　日本勢は5人が出場しているが、上田桃子が6バーディ、2ボギーの4アンダー67でプレーして13位タイと好スタートを切った。首位とは4打差。待望の米本土初優勝に向けて、2日目以降もリラックスして臨みたいところだ。他の日本勢は、宮里美香、有村智恵が1アンダー70で54位タイ、上原彩子、片平光紀が1オーバー72で98位タイと出遅れている。