現地時間6日に予定されていた米女子ツアーの今季メジャー第2戦、ウェグマンズLPGA選手権第1ラウンド（ニューヨーク州、ローカスト・ヒルCC）は、降り続く雨の影響でプレー出来ず、翌日に順延されることが決まった。

　今後のスケジュールは、金曜日（7日）に第1ラウンド、土曜日（8日）に第2ラウンドを行い、日曜日（9日）に決勝ラウンド36ホールを行う予定。優勝候補の1人でロレックス・ランキング（女子世界ランキング）No.2のステイシー・ルイス（米）は「（プレーが出来なくても）驚かない。天気を見たら誰だってそう思ったはず。長い一日、長い週末になるとわかっている。雨で遅れるのはどうすることも出来ないから」と冷静に話した。

　米女子ツアーの選手たちにとって、悪天候での遅延など当たり前。新規大会だった2週前のピュアシルク・バハマLPGAクラシックでは、異例の1日12ホール、36ホール決戦が行われたが、通常は出来る限り予定のホール数をこなす。メジャー大会となれば尚更だ。それだけに選手たちは、時間を上手に使ってビッグタイトルに挑む術を知っている。

　日本勢は、宮里藍、宮里美香、上田桃子、有村智恵、上原彩子、片平光紀の6人が参戦。悲願のメジャー制覇に向け、英気を養う。