27歳のベルント・ウィースバーガー（オーストリア）が、地元大会で連覇に挑む。

　現地時間6日に開幕する欧州ツアー、ライオネス・オープン（オーストリア、ダイヤモンドCC）で最も注目されているのが、ディフェンディング・チャンピオンのウィースバーガー。昨年は4打差をひっくり返す逆転劇を演じ、地元ギャラリーを大いに沸かせた。

　今季も5月にアジアンツアーで優勝するなど元気いっぱい。先週行われたノルデア・マスターズでも単独3位に入るなど好調なまま地元入りしており、「オーストリアに帰ってくる前に信じられないくらい良いプレーができた。とても嬉しいし、素晴らしいフィールドで連覇に挑むことが出来るのは幸せ」と笑顔が絶えない。

　アスリートにとっては、メジャーよりも大きな意味を持つことがある地元優勝。その喜びを知る男が、再びその美酒を味わおうと闘志を燃やしている。