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R.カールソン、約2年ぶり今季初V!
2008年9月15日(月)午後0:00
ライダーカップメンバーのロバート・カールソン(スウェーデン)が約2年ぶりのトロフィー奪取に歓喜した。
欧州ツアーのメルセデス-ベンツ選手権(ドイツ、ガット・ラルチェンホフGC)は現地時間の14日、最終ラウンドの競技を行った。2日目からトップを走ったカールソンが1アンダー71で回り、通算13アンダーでホールアウト。2位のフランセスコ・モリナリ(伊)に2打差をつけて今季初Vを飾った。
「最高にうれしい。こんなに素晴らしいコースでプレー出来て幸せだ。ニック(ファルド/英)も喜んでくれるといいんだけどね」と次週に迫った欧米チーム対抗戦、ライダーカップのヨーロッパチームキャプテン、ファルドを意識した発言。今年はマスターズで8位タイ、全米オープンで4位タイ、全英オープンで7位タイと、3つのメジャーでベスト10入りするほど好調だったが、なぜか優勝だけは手が届かなかった。しかし、大事な決戦を直前に控えた絶好のタイミングでの勝利に、普段のポーカーフェースが嘘のように、カールソンは満面の笑みを浮かべた。
06年、今回同様ドイツで行われたドイツ銀行プレーヤーズ選手権に勝って以来、約2年間勝ち星から遠ざかっていたカールソン。後続に3打差をつけ単独トップでスタートしたこの日、前半4バーディ、3ボギーと出入りの激しい内容ながら1アンダーで折り返し、一時後続に6ストロークの大差をつけ独走態勢に入ったかに思われた。ところが、12番からモリナリに4連続バーディを奪う猛チャージをかけられ、リードはわずか2ストロークに。しかしモリナリの追撃もここまで。上がり2ホールでバーディチャンスを外すと、久々の栄冠がカールソンの元に転がり込んできた。
「モリナリは素晴らしかった。10メートル以上あるバーディパットを決められたときは、さすがにちょっと焦った」と苦笑いのカールソン。「今年はずっと調子が良かったのに勝てなかった。ようやく勝利できて本当に良かった」とホッと胸をなで下ろした。
その他、ライダーカップのチームメイト、ミゲール・A・ヒメネス(スペイン)が最終日のベストスコア6アンダー66をマーク。通算9アンダーで、マイケル・キャンベル(ニュージーランド)、ロス・フィッシャー(英)とともに3位タイに食い込んだ。
だが、2週連続優勝を目指し2位タイから出たジャン・フランソワ・ルックイーン(仏)は、7オーバー79を叩いて通算2アンダー16位タイでフィニッシュ。また、連覇を狙ったソレン・ハンセン(デンマーク)は通算6アンダー8位タイ。ジョン・デイリー(米)は通算7オーバー49位にとどまり、地元のヒーロー、ベルンハルト・ランガー(独)は通算12オーバー58位タイで4日間の競技を終えている。
欧州ツアーのメルセデス-ベンツ選手権(ドイツ、ガット・ラルチェンホフGC)は現地時間の14日、最終ラウンドの競技を行った。2日目からトップを走ったカールソンが1アンダー71で回り、通算13アンダーでホールアウト。2位のフランセスコ・モリナリ(伊)に2打差をつけて今季初Vを飾った。
「最高にうれしい。こんなに素晴らしいコースでプレー出来て幸せだ。ニック(ファルド/英)も喜んでくれるといいんだけどね」と次週に迫った欧米チーム対抗戦、ライダーカップのヨーロッパチームキャプテン、ファルドを意識した発言。今年はマスターズで8位タイ、全米オープンで4位タイ、全英オープンで7位タイと、3つのメジャーでベスト10入りするほど好調だったが、なぜか優勝だけは手が届かなかった。しかし、大事な決戦を直前に控えた絶好のタイミングでの勝利に、普段のポーカーフェースが嘘のように、カールソンは満面の笑みを浮かべた。
06年、今回同様ドイツで行われたドイツ銀行プレーヤーズ選手権に勝って以来、約2年間勝ち星から遠ざかっていたカールソン。後続に3打差をつけ単独トップでスタートしたこの日、前半4バーディ、3ボギーと出入りの激しい内容ながら1アンダーで折り返し、一時後続に6ストロークの大差をつけ独走態勢に入ったかに思われた。ところが、12番からモリナリに4連続バーディを奪う猛チャージをかけられ、リードはわずか2ストロークに。しかしモリナリの追撃もここまで。上がり2ホールでバーディチャンスを外すと、久々の栄冠がカールソンの元に転がり込んできた。
「モリナリは素晴らしかった。10メートル以上あるバーディパットを決められたときは、さすがにちょっと焦った」と苦笑いのカールソン。「今年はずっと調子が良かったのに勝てなかった。ようやく勝利できて本当に良かった」とホッと胸をなで下ろした。
その他、ライダーカップのチームメイト、ミゲール・A・ヒメネス(スペイン)が最終日のベストスコア6アンダー66をマーク。通算9アンダーで、マイケル・キャンベル(ニュージーランド)、ロス・フィッシャー(英)とともに3位タイに食い込んだ。
だが、2週連続優勝を目指し2位タイから出たジャン・フランソワ・ルックイーン(仏)は、7オーバー79を叩いて通算2アンダー16位タイでフィニッシュ。また、連覇を狙ったソレン・ハンセン(デンマーク)は通算6アンダー8位タイ。ジョン・デイリー(米)は通算7オーバー49位にとどまり、地元のヒーロー、ベルンハルト・ランガー(独)は通算12オーバー58位タイで4日間の競技を終えている。