米女子ツアーのキア・クラシック（カリフォルニア州、ラコスタ・リゾート＆スパ）は現地時間22日、第1ラウンドの競技を終了。2週連続優勝を狙う女王ヤニ・ツェン（台）が6バーディ、1ボギーの5アンダー67をマークし、オー・ジヨン（韓）、キャロライン・ヘドバル（スウェーデン）と首位を並走。次週に迫った今季メジャー初戦、クラフト・ナビスコ選手権（現地時間29日?4月1日／カリフォルニア州、ミッション・ヒルズCC）を前に好調をキープしている。

　今季初優勝を熱望している宮里藍は、出入りの激しいゴルフながらもイーブンパー72（4バーディ、4ボギー）にスコアをまとめた。首位に5打差の26位タイと逆転可能な位置をキープしているが、宮里以上に調子の良いツェンに追いつくには残り3日間の猛チャージが必要だ。

　その他、首位に1打差の4位タイにスーザン・ピーターセン（ノルウェー）、申智愛（韓）、ブリタニー・リンシコム（米）、ジェニファー・ジョンソン（米）の4人。さらに1打差の8位タイにはエイミー・ヤン（韓）ら3人がつけている。

　また、宮里と並ぶイーブンパー72の26位タイには、ディフェンディング・チャンピオンのサンドラ・ガル（独）をはじめ、クリスティー・カー（米）、ポーラ・クリーマー（米）、ステイシー・ルイス（米）、アンジェラ・スタンフォード（米）、モーガン・プレセル（米）らがつけ、実力者たちがひしめきあう状況となっている。

　藍以外の日本勢は、宮里美香が2オーバー74で、アレクシス・トンプソン（米）らと並び60位タイ。金子絢香も3オーバー75で75位タイと揃って出遅れた。