M.イロネン6年ぶりV! M.マナセロ2週連続優勝ならず
2013年6月3日(月)午前11:41
前日単独トップに立ったミッコ・イロネン(フィンランド)が、後続に影を踏ませぬゴルフで逃げ切り6年ぶりツアー通算3勝目を挙げた。
欧州ツアーのノルデア・マスターズは現地時間2日、スウェーデンのブロ ホーフ スロットGCを舞台に最終ラウンドの競技を行い、3アンダー69をマークしたイロネンが通算21アンダーまでスコアを伸ばし逃げ切った。33歳のイロネンにとってこれが2007年以来の勝星。
「すごく特別な優勝になった。この瞬間をずっと待ち続けていたし、周囲も期待してくれていた。達成感でいっぱいだ」と感無量の表情を浮かべたイロネン。実は今季、すでに中国とモロッコで2位(タイを含む)に入っており、3度目の正直で遂につかんだ1勝に「2位が続いていただけに喜びもひとしお」と相好を崩す。
「あまりにも優勝から遠ざかっていたから、喜び方がわからない」と笑わせたが、2日目以降叩いたボギーはこの日の12番でのわずか1つだけ。「12番(のボギー)は優勝を意識してパットを強く打ち過ぎた。でも13番(パー5)は確実に2オンする自信があった」とすかさず次のホールでバーディを奪い返し後続に3打差をつけ余裕の勝利をつかんでいる。
一方、2週連続優勝を狙った20歳のマッテオ・マナセロ(伊)はスコアを2つ伸ばしたものの通算16アンダーで、イロネンに5打差の4位タイで終戦。通算18アンダー単独2位に地元のジョナス・ブリクスト(スウェーデン)が入り、通算17アンダー単独3位にベルント・ウィースバーガー(オーストリア)。マナセロと並ぶ4位タイにベテランのトーマス・ビヨーン(デンマーク)、地元一番人気だったアレクサンダー・ノレン(スウェーデン)らが名を連ねた。