杉並学院高1年の伊藤誠道が、プロたちも数多く出場するハワイ・パール・オープン（現地時間10?12日／ハワイ州、パールCC）で優勝を狙っている。

　昨年、国内男子ツアーのANAオープンゴルフトーナメントで最後まで優勝争いに加わり、実力は折り紙つきの伊藤が出場するのは、ハワイのローカル大会ながら、地元のトッププレーヤーや日本のツアープロたちが出場するトーナメントだ。

　1987年の国内ツアー賞金王で、パールCCのヘッドプロであるデビッド・イシイ（米）がコーディネートしており、毎年数多くの選手が国内ツアー開幕前に暖かいハワイでトレーニングし、そのまま試合勘を磨くべくプレーしている。石川遼が出場したことでも知られており、また女子選手にも門戸を開き、横峯さくらが出場したこともある。

　今年は日本オープンゴルフ選手権競技で優勝経験のある深堀圭一郎や、日本シニアオープンゴルフ選手権競技覇者の室田淳、加瀬秀樹、宮瀬博文らも参戦。現地のプロにも実力者が多く、戦いは厳しいものになるはずだが、伊藤のターゲットはただひとつ、優勝しかない。