世界のトッププレーヤーが台湾に集い、スカートをはいて華麗に戦う。

　ロレックスランキング（女子世界ランキング）No.1であるヤニ・ツェン（台）の存在が引き金となり、ゴルフ人気が高まっている台湾LPGAと台北新都市政府が中心となり、地元の富豪がスポンサーとなるスインギング・スカート台湾LPGA招待（台湾・ミラマーGC）が、現地時間9日から開催される。

　ゴルフ発祥の地であるスコットランドの民族衣装では、男性の装束はキルト（スカート）。そして、かつてはキルトをはいてプレーをしていたというゴルフの歴史を踏まえ、その伝統を後世に残そうと活発に動いている“スイングスカートゴルフチーム”という組織がある。今大会は同組織が主体となって発足した新規大会だ。

　同大会には主役であるツェンを中心に、欧米、日本、韓国などからトッププレーヤーが勢揃い。ポーラ・クリーマー（米）、クリスティー・カー（米）、ナ・エン・チョイ（韓）、スーザン・ピーターセン（ノルウェー）、ステイシー・ルイス（米）らがプレーするため、注目度は高い。

　日本からは、米女子ツアーで活躍する宮里美香、上田桃子を筆頭に若手が主に参戦。服部真夕、森田理香子、表純子、青山香織、若林舞衣子、木戸愛、櫻井有希、大城さつきら10人が大会初代王者を目指して戦う。