谷口、大会初の3連覇へトップタイ発進! 池田は36位タイ
2013年10月24日(木)午後4:03
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2002年&2007年賞金王の谷口徹が、大会史上初の偉業達成に向け最高のスタートを切った。
国内男子ツアーは24日、千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コースでブリヂストンオープンゴルフトーナメントを開幕した。第1ラウンドは谷口とツアー初優勝を狙う金聖潤が4アンダー67をマークし、トーナメントをリード。1打差の3位タイに石川遼と同じ杉並学院高校出身の浅地洋佑、丸山大輔、嘉数光倫の3人が続いている。
上位は、2アンダー69の6位タイに久保谷健一、宮本勝昌ら。近藤共弘、藤本佳則が1アンダー70の10位タイにつけ、イーブンパー70の20位タイに前週最終日を単独トップで迎えながら2位に甘んじた小田孔明がつけるなど、首位と4打差に35人がひしめく混戦模様となっている。また、片山晋呉は3オーバー74と乱れ、藤田寛之、小平智、ジーブ・ミルカ・シン(インド)、川村昌弘ら実力者とともに66位タイと出遅れた。
昨季大会では、最終日最終ホールのイーグルで藤田寛之を逆転するという劇的な勝利を収めた谷口。この日は他選手が難コース相手にスコアメイクに苦しんだ中、2バーディ、1ボギーの1アンダーで前半を折り返すと、後半には切れ味鋭いアイアンショットで4バーディ(1ボギー)を奪取した。
今季ここまで優勝はなく、最高成績は4月の国内開幕戦 東建ホームメイトカップの4位タイ。9月のフジサンケイクラシックから4試合連続予選落ちをするなど苦汁を味わったが、前週の日本オープンでは予選を突破しようやく復調。今週は過去3勝を誇る得意コースが舞台とあって、久々にリーダーボードの最上段を射止めた。このまま最終日まで先頭でゴールを駆け抜け、昨季大会以来1年ぶりとなる節目のツアー通算20勝目、そして大会初の3連覇なるか注目したい。
一方、ホストプロで大会過去2勝を挙げる池田勇太も復活が期待される一人。第1ランドはバーディとボギーが交互にくる展開だったが、上がり2ホール連続ボギーを喫して1オーバー73。それでも全体のスコアが伸び悩んだこともあって、今田竜二、薗田峻輔、宮里優作らと並ぶ36位タイとまずまずの位置を確保している。