女子のライダーカップと呼ばれるソルハイムカップの2013年大会米国チーム主将に、メグ・マローン（米）が選ばれた。

　マローンの主将就任は現地時間26日、フロリダ州オーランド近郊で行われているPGAマーチャンダイズショーの会場で発表された。

　1991年の全米女子プロゴルフ選手権（現全米女子オープン）で、岡本綾子、パット・ブラッドリー（米）という当時最強の2人を撃破する大金星でメジャー初優勝を飾ったマローンは、その年の全米女子オープンなど計4つのメジャータイトルを獲得。これらを含め米女子ツアーで18回もの優勝を飾っている実力者だ。選手たちの人望も厚く主将にはうってつけの人材で、すでに昨年にはジュニア・ソルハイムカップの主将も務め勝利を挙げている。

　2年に1度、米国と欧州が名誉をかけて激突するソルハイムカップでの選手としての実績も、13勝9敗7分けと十分で、2009年大会では副キャプテンとしてチームの優勝にも貢献した。

　来年8月にコロラド州コロラドGCで行われる次期大会に向けて、チーム作りに着手するマローン主将。「キャプテンになれたことを本当に誇りに思っている。（米国チームが）カップを取り戻すことに全力を尽くしたい」と意気込みを語った。一気に若い世代が入る事が予想される米国チームを率いての戦いぶりに注目だ。