（写真提供:Getty Images）

　米女子ツアーのキングスミル選手権は現地時間18日、バージニア州キングスミル・リゾート リバーCを舞台に順延となっていた最終ラウンドの競技を終了。イ・ミンジ（豪）が、通算15アンダーでツアー初勝利を挙げた。

　前日、15ホールを終えて後続に4打差をつけていたイ・ミンジは、再開直後の16番をボギーとしたものの、上がり2ホールをパーで揃えて逃げ切り。最終ラウンドは1イーグル、6バーディ、2ボギーの6アンダー65と好スコアをマークした。今季、トップ20入りを4度果たすなど、抜群の存在感を見せていた18歳のルーキー。すでに2勝を挙げているキム・セイヨン（韓）との新人王争いにも今後注目が集まることとなりそうだ。

　その他上位には、通算13アンダーの単独2位にリュウ・ソヨン（韓）。再開後の15番から3連続バーディを奪う、猛追を見せたのの、イ・ミンジの背中を捉えることはできなかった。通算12アンダーの単独3位にはアリソン・リー（米）、通算11アンダー単独4位にはペリーン・デラクール（仏）が続いている。

　ロレックスランキング（女子世界ランキング）No.1のリディア・コ（ニュージーランド）は、通算5アンダーで同ランクNo.2のインビー・パーク（韓）らと並んで16位タイ。同No.3のステイシー・ルイス（米）は通算3アンダー25位タイで大会を終えている。

　日本人選手は、前日に全員がホールアウト。宮里藍が通算4アンダーの20位タイ。横峯さくらと野村敏京は通算3アンダー25位タイ。有村智恵は通算4オーバー72位タイとなっている。

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