世界ランクNo.5のアダム・スコット（豪）が、今季2勝目を狙ってインドに乗り込んだ。

　欧州、アジア両ツアー共催のジョニー・ウォーカー・クラシックは現地時間28日、インド、ニューデリーのDLFゴルフ＆CCで開幕する。スコットは5週前の欧州ツアー、コマーシャルバンク・カタール・マスターズの最終ラウンドで11アンダー61を叩き出して勝利。幸先のいいスタートを切っている。

　豪州出身の大先輩、グレッグ・ノーマンのアドバイスもあり、スコットは世界のあちこちでプレーしている。27歳にしてすでに中国、カタール、スコットランド、南ア、スウェーデン、米国、シンガポールの各地で優勝を経験。これにインドも加えようと意気込んでいる。目標を尋ねると「勝つことだけ」と単純明快。「優勝したときの気持ちは最高で、これが何よりのモチベーションになる」と、勝利への貪欲さを隠しもしなかった。

　ジーブ・ミルカ・シンを始めとする地元インド勢はこぞって参戦。、コリン・モンゴメリー（スコットランド）、イアン・ポルター（英）ら欧州勢や、実力者のビジェイ・シン（フィジー）、フランキー・ミノザ（フィリピン）らも加わり、激しい戦いが繰り広げられそうだ。

　日本勢はアジアと日本を股にかけて戦うシード選手の清田太一郎と、高山忠洋が出場。ビッグタイトルを狙う。