昨年、史上最年少で国内女子ツアーの賞金女王になった上田桃子は5日、都内で記者会見しソニーと3年間の所属契約を結んだことを発表した。

　今季から米ツアーに本格参戦する上田が、日本が世界に誇る大企業ソニーのサポートを受けることになった。ブログを執筆するパソコン、移動中のPSPや音楽を聞くとき、そして携帯電話と全て同社製品を愛用。6日から渡米し開幕戦のSBSオープン at タートルベイでツアーに備えるが「世界のソニーさんのバックアップがあるので心強いです」と笑顔でコメントした。

　昨年は、ライフカードレディスで初優勝すると、米ツアー競技でもあるミズノクラシックも制すなどシーズン5勝を挙げ史上最年少賞金女王になった。今季は日米両ツアーでプレーするが「初戦から飛ばします。1勝して帰ってきます」とこれ以上ないバックアップを受け、抱負も自然と力がこもっていた。

　なおソニーは、これまでミッシェル・ウィー（米）と5年の大型契約を結んでいるが、日本人としては上田が初の所属プロとなる。