横峯さくらの姉・留衣が優勝戦線に浮上した。

　オーストラリアのナショナルオープンで、欧州・豪州両女子ツアー共催のMFS全豪女子オープン（豪州メルボルン、キングストン・ヒースGC）は現地時間の2日、第3ラウンドの競技を終了。前日28位タイにつけた横峯留衣が5バーディ、3ボギーの2アンダー71で回り、通算2オーバー7位タイに順位を上げた。

　首位は3日連続で1アンダー72のリンジー・ライト（豪）で、通算3アンダー。ディフェンディング・チャンピオンのカリー・ウェブ（豪）が、韓国の賞金女王シン・ジアイ（韓）と並び、1打差の2位タイに迫っている。だが、前日トップのアマチュア、19歳のクリスティー・スミス（豪）はスコアを4つ落とし、通算1アンダーで4位タイに後退した。

　その他の日本勢はこの日のベストスコアタイの4アンダー69をマークした櫻井有希が通算3オーバー10位タイに急浮上。今年国内ツアーのプロテスト合格を目指す櫻井は、前半出入りの激しい内容だったが、後半を4アンダー32でラウンドし、リーダーボードを駆け上がった。

　また、3番パー5でダブルボギーを叩いた上原彩子は通算4オーバー19位タイ。妹・さくらは1オーバー74だったものの、初日からの出遅れが響き、通算9オーバー52位タイに低迷している。