強風が吹き荒れスコアが伸び悩む中、61歳のギル・モーガン（米）が首位を守った。

　米チャンピオンズツアーのフルフィールドによる今季初戦、タートルベイ選手権（ハワイ州オアフ島カフク、ザ・パーマーC）は現地時間の26日、第2ラウンドの競技を終了。この日はサーフィンのメッカ、ノースショア（オアフ島北部）に強風が吹き、60台をマークしたのがドン・プーリー（米）ただひとりという難コンディションだった。そんな中、初日のトーナメントリーダー、モーガンがイーブンパー72にスコアをまとめ、通算7アンダーで単独トップの座を堅守した。

　2打差の2位タイにベルンハルト・ランガー（独）とジム・ソープ（米）がつけ、通算4アンダー4位タイに開幕戦で勝利を飾ったフレッド・ファンク（米）他が続いた。「チャンピオンズツアーでプレーを始めてから、こんなにタフなコンディションは記憶にない」とソープが言うほど、風が選手を苦しめた。

　日本勢もその影響を受け、昨年の今大会で2位タイに入った室田淳が2バーディ、3ボギーの1オーバー73で、通算イーブンパー23位タイにつけたのが最高。尾崎直道は6つのボギーを叩き（4バーディ）、通算2オーバー35位タイ。3番パー5をダブルボギーとした倉本昌弘は、通算5オーバー53位タイにとどまった。青木功は第2ラウンドだけで6つスコアを落とし（ノーバーディ、6ボギー）、通算6オーバーで前日の34位タイから60位タイに後退している。