米チャンピオンズツアーは今年もニューフェイスが続々登場。上位争いは益々激化しそうな予感が漂っている。

　今季新たにシニアデビューするのは歴代マスターズチャンピオンのイアン・ウーズナム（英）、ラリー・マイズ（米）、サンディ・ライル（スコットランド／全英オープンも制覇）に加え、全米プロチャンピオンのハル・サットン（米）ら。名前を聞いただけでワクワクする顔ぶれだが、シニア入りすれば当然、賞金王候補の一角を担うことになる。

　ここ数年同ツアーでは、ジェイ・ハース（米）とローレン・ロバーツ（米）が熾烈な賞金王レースを繰り広げているが、ルーキーたちがその間に割って入る可能性は高い。また昨年シニア入りしたものの、フル参戦していなかったベルンハルト・ランガー（独）、ジョン・クック（米）、マーク・ウィービー（米）らも今季はフル稼働の予定。すでに勝星を挙げているだけに有力な賞金王候補だ。そんな中、尾崎直道や倉本昌弘がどこまで上位に食い込むことができるか？　往年の名プレーヤーたちの“若々しい”争いを期待したい。