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日本勢の世界における実力は!?

2007年12月27日(木)午前10:40

 青木功、丸山茂樹以来、米ツアーで優勝者がいない日本のプロ達。世界でのポジションは一体どうなっているのだろうか。過去20年の世界ランキングを元に検証してみよう。

 層の厚さがわかるのは同ランクトップ200。現在米国勢が67人、欧州勢が64人、その他が69人いる。その他の国のプレーヤーが10年前には58人、20年前には59人だったことを思えば、やはりゴルフの世界的な広がりはここにも表れていると言っていいだろう。さらに詳しく見ると、69人中最も多いのは豪州勢で21人を占めた。豪州勢は10年前に14人、20年前に19人と安定した層の厚さを誇っている。

 日本勢は200位以内に12人と、その他の国の中では豪州勢に次ぐ2位の人数を送り込んだ。だが、冷静に考えれば一国でツアーを持っていることもあり、当然の数字ではある。ただ気になるのは、トップ200の選手の数がジワジワと減ってきていることだ。20年前には25人、10年前には23人だったのが、現在は12人。もちろん、かつては日本ツアーが有利と言われていたポイント制度がより公平に変更されたという事情もある。しかし、世界的な広がりの中で寂しい現状だ。

 対照的に日本以外のアジア勢の活躍が目立つ。20年前は3人、10年前はわずか1人だったトップ200の選手が、現在はなんと16人。5人のタイを筆頭に韓国、インド、フィリピン、台湾、そして中国から強豪が輩出されている。

 一方、欧米勢にも著しい変化が見られる。米国勢が10年前の103人(20年前は106人)から67人と激減。対照的に欧州勢が10年間で39人(同35人)から64人に激増しているからだ。

 普段はトップ10やメジャー出場権のかかるトップ50など上位にばかり注目しがちな世界ランクだが、トップ100、200を見ることで、ゴルフ界全体の流れが鮮明になってくる。改革が叫ばれて久しい日本のゴルフ界が、目先ではなくこの先10年を見越して動くことができれば、この結果も変えることができるはずだが…。
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