母国の試合に滅法強いロバート・アレンビー（豪）が本領を発揮し始めた。

　豪州ツアーのMFSオーストラリアン・オープン選手権（豪州シドニー、オーストラリアンGC）は現地時間の15日、第3ラウンドを行った。前日3位タイのアレンビーが4バーディ、1ボギーの3アンダー69で回り、通算10アンダー。ジェームス・ニッティース（豪）と首位の座を分け合った。

　1打差の3位に実力者スチュアート・アップルビー（豪）が続いている。この日イーグル、バーディのロケットスタートを披露した前日のトーナメントリーダー、ニック・オーハン（豪）は出だしのアドバンテージを生かせず、イーブンパー72止まり。通算8アンダーでクレイグ・パリー（豪）と並び、4位タイに後退。アーロン・バデリー（豪）は通算6アンダー単独7位につけている。

　日本勢は高橋竜彦がこの日3アンダー69の好スコアで回り、通算3アンダー。15番から3連続ボギーを叩き、前日の12位タイから順位を下げた岩田寛と同じ、23位タイに浮上した。また、谷口拓也は3オーバー75と崩れ、通算2オーバー54位タイで第3ラウンドの競技を終了。その他、武藤俊憲、竹本直哉、白佳和、市原建彦はすでに予選ラウンドで姿を消している。