日本のトッププレーヤーたちが一堂に会し、各ツアーの名誉をかけて戦う。

　7日、千葉県のキングフィールズGCを舞台に開幕するHitachi 3Tours Championship 2007は、男子ツアー、女子ツアー、シニアツアーがそれぞれ5人ずつの精鋭で臨む団体戦。ベストボール方式のダブルスとシングルスの1日目、オルタネート方式のダブルスとシングルスの最終日の勝敗をポイント制にして、勝負を競い合う。

　もちろん使用ティーは違うが、それぞれのチームから1人か2人ずつが一緒にプレーする形式で行われる。それだけに、いつもは見ることができない夢の組み合わせがたくさん実現。ファンにはたまらないイベントだ。

　出場選手も各ツアーの賞金王が揃った。男子ツアーは今季5年ぶりの賞金王に輝いた谷口徹を筆頭に、昨季まで3年連続賞金王の片山晋呉、谷原秀人、近藤智弘、深堀圭一郎のメンバーで一昨年以来の優勝を狙う。対抗して連覇に挑むのが、史上最年少賞金女王の上田桃子、諸見里しのぶ、飯島茜の若い3人に全美貞、張娜の韓国、中国の実力者を加えた女子ツアーだ。

　さらにいぶし銀の技で大会初優勝に意欲を見せるのが今季の賞金王室田淳以下、そうそうたるメンバーが並ぶシニアツアー。永久シード選手の中嶋常幸、レギュラーツアーのシード権を奪還した尾崎健夫、友利勝良、シニアのヒーロー高橋勝成が勢揃いし、若者たちに手本を見せる。