3年連続の米ツアー参戦に挑んだ丸山大輔の戦いは、厚い壁に跳ね返されてしまった。

　来季の米ツアー出場権を争うクォリファイング・スクールのファイナルステージは、現地時間3日、フロリダ州オーランドのオレンジカウンティー・ナショナルGC＆L、クルックド・キャットC他で最終ラウンドを行った。

　5日間を終えて通算5アンダー91位タイと崖っぷちに立たされていた丸山（パンサーレイクC）だったが、10番でトリプルボギー、14番ではダブルボギーを叩いてしまう苦しいゴルフ。結局5オーバー77と大きく崩れ、通算イーブンパー129位タイで大会を終え、来季の出場権を逃してしまった。

　第1ラウンドからトップを突っ走ったフランク・リックライターII（米）が通算29アンダーで優勝。4打差2位のブレット・ランフォード（豪）ら、通算14アンダー23位タイまでの26人が来季の出場権を獲得。日本でもおなじみのY・E・ヤン（韓）も、この日3アンダー69でプレーし、通算20アンダー6位タイで来季の米ツアー出場を決めている。