ビッグ・イージーことアーニー・エルス（南ア）が、昨年12月ぶりにウイナーズサークルへカムバック。米国時間15日発表の世界ランキングで5位から4位へとランクアップした。

　世界のビッグ16が激突した欧州ツアーのHSBC世界マッチプレー選手権で大会7回目の優勝を果たしたエルス。得意の大会での復活劇が数字で表れた。エルスに決勝で敗れた全米オープン王者のアンヘル・カブレラ（アルゼンチン）は、21位から17位へと順位を上げている。

　米男子ツアーのフォールシリーズ第4戦、フライズ・ドットコム・オープンで初優勝したルーキーのジョージ・マクニール（米）が、123人抜きで同ランク119位に浮上。欧州ツアーのオープン・デ・マドリードで同じく初勝利を挙げたマッズ・バイブ-ハストラップ（デンマーク）は、156人抜きで178位に浮上した。

　また、日本オープンゴルフ選手権競技で鮮やかな逆転勝ちを演じた谷口徹が、19ランクアップして42位。2位に入った片山晋呉は13ランクアップして53位となった。

　1位タイガー・ウッズ（米）、2位フィル・ミケルソン（米）、3位ジム・フューリック（米）の上位陣に変動はない。