ムービングデーに日本勢はスコアを崩した。

　米男子ツアーのフォールシリーズ第4戦、フライズ・ドットコム・オープン（ネバダ州ラスベガス、TPCサマリン）は現地時間の13日、第3ラウンドを行い、3人揃って決勝ラウンドに進出した日本勢は、スコアを伸ばせず下位にとどまった。

　まずは前日13位タイの好位置に浮上した丸山大輔だが、5つのバーディを奪いながら、ボギーを7個、ダブルボギーを1個叩き、4オーバー76の乱調。頼みのショットが不安定で出だしからいきなりつまずいた。後半持ち直したものの、7番までに5オーバーとしたのが痛かった。結局、通算5アンダーは43位タイに後退している。

　また丸山茂樹も1イーグル、2バーディ、5ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフで3オーバー75。通算3アンダーで前日の45位タイから54位タイへ順位を下げた。現在賞金ランク135位とシード入り（同ランク125位以内）まであと一歩と迫っているだけに、最終日は噛み合ったゴルフで挽回したい。

　カットラインぎりぎりで予選をクリアした今田竜二は2バーディ、4ボギーの2オーバー74と、こちらもスコアを落として通算3アンダー。しかし順位を2つ上げて54位タイで最終日を迎える。

　上位は前日トップタイのジョージ・マクニール（米）が通算18アンダーまでスコアを伸ばし単独首位。後続に5打差をつけ、独走態勢に入った。2位タイにD.J.トラハン（米）とロバート・ギャリガス（米）が続く展開。