27日、国内女子ツアー最高峰、日本女子オープンゴルフ選手権競技（北海道・樽前CC）が開幕。初日4アンダー68をマークした飯島茜が単独首位に立った。1打差の2位タイに賞金ランク2位の全美貞（韓）、諸見里しのぶ他。横峯さくらは2アンダー70でホールアウトし、福嶋晃子らとともに8位タイで続いている。

　3週前に2週連続優勝を達成した飯島が好発進した。前半でスコアを2つ伸ばすと、後半も3バーディ、1ボギーでラウンド。4アンダー68でフィニッシュし、リーダーボードの最上段の座を奪った。好スタートを生かし、2位に4打差で快勝した日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯に続く、公式戦連勝を狙う。

　10番から出た横峯は前半を1バーディ、1ボギーのパープレーでハーフターン。後半は出だしの1番でバーディを獲り、その後は2バーディ、1ボギー。第1ラウンドを4バーディ、2ボギーの2アンダー70で終え、8位タイとまずまずの位置につけた。新キャタピラー三菱レディースで今季2勝目を飾った後、4試合連続ベスト5に入っているものの、勝利を逃している。今大会で06年LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ以来の公式戦2勝目をつかみたいところだ。

　05年まで6年連続賞金女王の不動裕理は佐伯三貴、古閑美保らと並んで、トーナメントリーダーと3打差の16位タイ、大山志保は1オーバー73の29位タイ。現在賞金ランクトップの上田桃子は2オーバー74で、今季4勝の張娜（中）、ディフェンディング・チャンピオンのジャン・ジョン（韓）他とともに41位タイとやや出遅れた。