サバイバルレース初戦は、レフティのスティーブ・フレッシュ（米）が勝利を収めた。

　賞金ランキング125位までの来季出場権を争うし烈な戦い、米ツアー、フォールシリーズ第1戦、ターニング・ストーン・リゾート選手権最終ラウンド（現地時間23日、ニューヨーク州ベローナ、アツニョテGC at ターニング・ストーン・リゾート）。3日間54ホール中、51ホールでグリーンをとらえる隙のないプレーで4打差独走態勢のフレッシュだったが、この日は一転。連続ボギー発進と波乱の展開となった。

　だが、3番パー3で1.2メートルのバーディパットを沈めたフレッシュは落ち着きを取り戻し、1つスコアを落としたものの、通算18アンダーで2位のマイケル・アレン（米）に2打差で逃げ切った。

　8月のリノ・タホ・オープン以来、2か月で2勝を飾ったフレッシュは、賞金ランキング25位へ一気に浮上。サバイバルレースとは関係ないところで、さらに上を目指す態勢に入った。

　また、賞金ランキング126位と苦しい位置でトーナメントをスタートしたビル・ハース（米）とチャールズ・ウォーレン（米）の2人が通算13アンダー10位タイと大健闘。日本人でただひとり予選を通過した丸山大輔は、1アンダー71でプレーして通算7アンダー。49位タイから39位タイへと順位を上げて4日間を終えた。