国内女子ツアーのミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント（宮城県・利府GC）は22日、第2ラウンドの競技を終了。6アンダー66で回った三塚優子が、通算7アンダーまでスコアを伸ばし、前日の15位タイから単独首位に浮上した。1打差の2位に上田桃子がつけ、2打差の3位タイから横峯さくらと日下部智子が追う展開。

　現在賞金ランクトップに立つ上田が好位置をキープした。首位と1打差の4アンダー2位タイでスタートすると、前半ダブルボギーを叩くなど乱れ、2オーバーでハーフターンする。しかし後半は11番からの連続バーディを含む4バーディ（ノーボギー）を奪取。5バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの2アンダー70でホールアウトし、通算6アンダー単独2位から最終ラウンドでの逆転Vを狙う。

　また、上田と同じく2位タイから出た横峯（同ランク3位）はこの日、3バーディ、2ボギーの1アンダー71でやや足踏み。通算5アンダー3位タイへ一歩後退した。だが、トップの三塚とは2打差とまだまだ優勝に手が届く位置。全英リコー女子オープン帰国後から好調を維持しており、上田との賞金女王争いも獲得賞金額約1,600万円差と十分に逆転できる。それだけに今大会を1つでも上の順位で終えたいところだ。

　その他、福嶋晃子が通算3オーバーで佐伯三貴らと並び42位タイ。不動裕理は第2ラウンドでスコアを1つ落とし、前週優勝の張娜（中）と共に通算4オーバー53位タイで、今季初めて予選で姿を消した。