来季の出場権を競うLPGAセクショナル・クオリファイングで藤島妃呂子が第一関門を突破した。

　現地時間20日にカリフォルニア州ランチョ・ミラージュ、ミッション・ヒルズCCを舞台に行われた米女子ツアーの同クオリファイング第2ラウンド。初日72位タイと出遅れた藤島は2日連続の3オーバー75を叩いて通算6オーバーとしたが、上位のスコアも伸びなかったため、カットラインぎりぎりの69位タイで予選をクリア。決勝ラウンド進出を決めた。

　上位はこの日4アンダー68で回った18歳のヤニ・ツェン（台）とケリー・ラジドロースト（米）が通算4アンダーで首位タイ。ちなみに台湾生まれで現在サウスカロライナ在住のツェンは、先のCNカナディアン女子オープンで6位タイに食い込み話題になった。

　なお今大会と、10月2日からフロリダで行われる第2回セクショナル・クオリファイングの両方の上位30名が、11月末からのファイナル・クオリファイング・トーナメントに進出。ツアーのシード落ち選手やフューチャーズツアー上位陣と共に、来季のツアー出場権を争う。