国内女子ツアーのヨネックスレディスゴルフトーナメント（新潟・ヨネックスCC）は25日、第2ラウンドの競技を終了。第1ラウンド首位発進の不動裕理がスコアを2つ伸ばし、通算9アンダーでリーダーボードの最上段をキープした。

　約1か月ぶりに国内ツアーに参戦した不動は、今季国内12戦に出場し、ベスト10フィニッシュ5回、ワーストが21位タイと抜群の安定感を発揮。後続と2打差の7アンダー単独首位からスタートしたこの日は、出だしの1番パー5でバーディを奪い快調な滑り出しを見せる。前半を2バーディ、1ボギーの1アンダーで折り返すと、10番でもバーディ奪取。その後は16番で3パットのボギーを叩くが、続く17番ですぐさまバーディを獲り返し、4バーディ、2ボギーの2アンダー70にスコアをまとめ首位を堅守した。2位以下に3打差をつけ、5月の廣済堂レディスゴルフカップに次ぐ今季2勝目に王手をかけた。

　一方、現在賞金ランク2位の上田桃子が佐伯三貴と並び、通算6アンダー2位タイ。第1ラウンドで20位タイとやや出遅れた横峯さくらは、6バーディ、2ボギーの4アンダー68で回り、通算5アンダー。古閑美保らと4位タイにつけ、2週連続Vを狙っている。

　その他、先週の日本ジュニアゴルフ選手権競技（女子15歳?17歳の部）で連覇を果たしたアマチュアの宮里美香が地元・新潟出身の若林舞衣子らと共に通算4アンダー7位タイ。ディフェンディング・チャンピオンの大山志保は通算イーブンパー22位タイ。