フィル・ミケルソン（米）が、別人のようなスケジュールを組んで周囲を驚かせている。

　アジアンツアー最高賞金額（総額400万ドル／約4億7,000万円）のバークレイズ・シンガポール・オープン（現地時間11月1?4日、セントーサGC）の主催者側が、ディフェンディング・チャンピオンのアダム・スコット（豪）、全米オープン王者のアンヘル・カブレラ（アルゼンチン）、片山晋呉らと共に、大会参戦を発表したもので、ミケルソンにとっては初のアジアンツアー出場となる。

　同ツアーはこれと前後して、本拠地をリゾート地として知られるセントーサに移すことを発表しており、ビッグネームの参加とともに大会は盛り上がると見られる。

　それにしても、これまでは全米プロが終わるとほぼシーズンを終了してしまい、ライダーカップやプレジテンツカップに出てくるのがやっとだったミケルソン。そこへ、今季は11月の大会出場ということで、メジャータイトルへの作戦変更か、とさらなる憶測を呼びそうだ。