全英オープンで12位タイに終わったジム・フューリック（米）が、連覇に挑む。

　現地時間26日開幕の米ツアー、カナディアン・オープン（カナダ、オンタリオ、アングス・グレンGC）にディフェンディング・チャンピオンとして登場するフューリック。前週の全英オープンでは、4日間で1度もオーバーパーを叩くことなく安定したプレーを見せたにもかかわらず、爆発力が足りずに優勝争いには加われなかった。全英オープン終了直後とあって、世界ランク上位陣には欠場が目立つ今大会。フィールド最上位の同ランク3位につけるフューリックが、切望する今季1勝目を必ず獲りに来るはずだ。

　また同じく全英オープンで、最終日に75と失速し、27位タイフィニッシュのビジェイ・シン（フィジー）も再び存在感を示すべく参戦する。

　日本勢では、丸山茂樹、丸山大輔の2人が出場。全英オープンと同週開催のUSバンク選手権・イン・ミルウォーキーでは、強豪不在の中、少しでも賞金を稼ぎたい2人だったが、丸山（茂）はあえ無く予選落ち。丸山（大）は予選こそ通過したものの、優勝争いには程遠い63位タイと不甲斐無さを露呈。そろそろ明るい話題を提供してもらいたいものだ。

　その他の主な出場選手は、昨季大会、フューリックに1打及ばず涙をのんだバート・ブライアント（米）、地元・カナダ出身のマイク・ウィアー、ジャスティン・レナード（米）、ジョン・デイリー（米）、クリス・ディマルコ（米）。