14日、国内男子ツアーの長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント（北海道、ザ・ノースカントリーGC）は第3ラウンドを行った。4アンダー68で回った谷口徹が通算8アンダーまでスコアを伸ばし、単独首位でホールアウト。後続に3打差をつけ、独走態勢に入った。

　通算4アンダートップタイでスタートした谷口は4番でバーディを先行させると、6番もバーディ。後半も2つのバーディを奪って、第3ラウンドはノーボギーの安定したゴルフを披露し、4アンダー68でフィニッシュ。前週のウッドワンオープン広島に続く2週連続Vに王手をかけた。次週に全英オープン出場を控えているだけに、今大会に優勝し勢いに乗った状態で、メジャーに参戦したいところだ。

　今季の日本プロゴルフ選手権で勝利した伊澤利光は前半2、3番で連続バーディを奪取。その後もバーディを2つ獲り、4アンダーでハーフを終えた。後半は2バーディ、ノーボギーでラウンドし、ベストスコアの6アンダー66をマーク。前日の24位タイから、矢野東と並んで通算3アンダー4位タイへリーダーボードを駆け上がった。伊澤も谷口と同じく全英オープンの出場権を獲得しており、好成績を残して日本を離れることができるか注目となる。

　上位は通算5アンダー2位タイで前日のトーナメントリーダーの1人、ウェイン・パースキー（豪）と小田孔明が続いている。宮里聖志は通算イーブンパー14位タイ、深堀圭一郎は通算1オーバー16位タイ。昨季賞金王の片山晋呉は通算5オーバー42位タイで第3ラウンドを終えている。